『100年目だねこの野郎!』義ノ富士が燃やす執念と、復帰を狙う安青錦を待ち受ける「3役への壁」

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7月の名古屋場所を前に、今までの義ノ富士と安青錦の勝敗から、激しい心のぶつかり合いを感じ、場所を前に、対戦時の心の叫びを炙り出してみたいと思います。

世間のスピード出世に物申す!義ノ富士のプライド

ウクライナからの新星として史上最速で大関に駆け上がった安青錦関。しかし、同じく未来の看板を背負う義ノ富士関からすれば『おいおい、俺を忘れてもらっちゃ困るぜ』という意地があったはずです。春場所の2日目、安青錦関の綱取りをこっぱみじんに打ち砕いたあの寄り倒しには、『頭をつけただけの相撲で上に行けると思うなよ』という、義ノ富士関の猛烈な心の叫びが聞こえるようでした。

草野改め義ノ富士に変えた時から、才能を爆発させた元学生横綱

令和7年7月場所で新入幕した草野(義ノ富士)は、14日目に安青錦と対戦し義ノ富士が勝ちました。令和7年9月場所では安青錦との対戦はありませんでした。
令和7年11月場所では、11日目に安青錦に勝ちました。
令和8年1月場所では安青錦に負けました。
令和8年3月場所では安青錦に勝ちました。
令和8年5月場所では安青錦は休場しました。現在まで3勝1敗でしょうか、いつも安青錦戦には気合が入っていたように見えました。令和8年3月場所では、安青錦は低い姿勢で頭を付けて義ノ富士が「こら起きろ」と言わんばかりで起こして、土俵の真ん中で見事に勝ちました。
そして令和8年5月場所では、安青錦休場の場所で、あと1勝すれば優勝決定戦という土俵で、惜しくも藤凌駕に負けてしまい、11勝4敗でした。優勝決定戦まで見えた功績によるものでしょうか、敢闘賞を受賞しました。三役昇進も見えて来た義ノ富士。来年には大関になるだろうと言われています。

7月名古屋場所で激突か?「安青錦キラー」として潰しにいく覚悟

怪我による悔しい大関陥落を経て、この名古屋場所で復帰してくるであろう安青錦関。足元をすくわれた弱点を克服してくるかが見どころですが、義ノ富士関は容赦なくそこを潰しにいくでしょう。なぜなら義ノ富士関自身はすでに三役、そしてその上をはっきりと視野に入れているからです。ライバルがどん底から這い上がってこようとする瞬間こそ、一番激しい火花が散る、勝者だけが残っていく大相撲。この厳しい世界で生きる覚悟があるのなら、命がけで勝負する力士たちを私たちは応援しています。

怪我を乗り越えた先に待つ、本当のライバル関係へ

お互いに闘志をむき出しにぶつかり合うからこそ、怪我だけは本当に気をつけてほしいです。体を柔らかく使い、どんな攻めもいなせる『心技体』を備えてこそ、この2人の出世レースは令和の大相撲を何倍も面白くしてくれます。ファンとしてはハラハラしますが、これぞ相撲の醍醐味です。次の名古屋場所では、横綱、大関陣がフルに出場出来れば、なんて面白い名古屋場所になるのでしょう。誰が優勝するかわからない、せめて初日の白星を目指して、必死に稽古に励む力士たちを応援しています。


すでに3役(小結・関脇)を見据えている義ノ富士関からすれば、「最速スピード出世」と世間にちやほやされてきた安青錦関に対して、まさに「俺を置いて簡単に上に行かせるか!」という強烈なライバル心を燃やしているはずです。
春場所で安青錦関の綱取りを豪快にストップし、通算でも勝ち越している「安青錦キラー」の義ノ富士関。名古屋場所で大関復帰・綱取り再始動を目指して戻ってくる安青錦関を、再び土俵下へ叩きつけてやろうという気迫が画面越しにも伝わってきそうですね。先場所で新入幕した藤凌駕も要注意力士ですので、義ノ富士はさらに強くならなければいけません。


ここまでお読み頂きましてありがとうございます。
だんだんレベルが上がっている大相撲です。昭和の時代では横綱は絶対に負けない、千秋楽では最後には横綱が勝つものと考えられてきましたが、今は違います。強い者が勝つのです。肩書だけでは相撲を取れない、横綱でもいつ負けるかわからない。いつ怪我するかわからない大変な世界です。真剣勝負の土俵を、私たちファンが応援していますので、悔いのないよう頑張ってほしいと思います。

皆様のリビングに、力士たちの熱い想いが画面上から伝わり、感動の渦が巻き起こることを願っています。

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