こんにちは。【心を整える専門ノート】へようこそ。
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今回は、前回のつづきで、本社から左遷された夫の話をしたいと思います。この記事は、夫の自分勝手な行動や仕事のトラブルに振り回されながらも、家を守り、子供を育て上げた一人の女性の執念の記録です。
毒親から逃れるように結婚したので帰る場所はない私は、この人となんとか生活して行くしかありませんでした。家を買い、3700万円もの住宅ローンを抱えての暮らしが始まり、左遷されてしまった夫の会社での行動と私の気持ちを回顧します。
【結婚指輪を失くした事件】
事業所で、「指輪がないと落ち着かない」と焦る、左薬指の結婚指輪を失くしてしまった夫。
それを聞いた私は、事業所の全員に向けて、捜索願いのメールを送るように伝えました。
事業所の全員に、捜索願いをメールした後、事業所の皆さんが、忙しい合間に探してくださり、なんと無事に見つかりました。夫は喜んで帰ってきましたが「お礼のメールは送ったの?」と聞くと、なんと「送ってない」と一言。夫の人間性欠落の疑念が、ここでも浮き彫りになりました。
「送ってない」と平気で言う夫。呆れを通り越して、この先の長い人生をこの人と歩んでいけるのか、暗澹たる気持ちになりました。
「どんなに仕事ができても(あるいはできなくても)、周りの助けに感謝できない人間は、いつかまた同じ場所(窓際や左遷)に戻ってしまう。それを教え込むのも、妻である私の戦いでした。」
やさしい上司との出会いにより、助けられた夫
事業所では金型旋盤を扱っていました。夫も覚えようと専門書を買ったり勉強していました。でも仕事に対して真面目な夫は、使ったことのない機械を扱うことは戸惑いを覚えたようでした。そんな中で、とてもやさしい上司に出会いました。「君はどこから来たのか?」と聞いてくれて、以前入社時に勤めていた事業所に戻してくれました。すごい運の良い、その上司に助けていただきました。足を向けて寝られないほどです。お礼の言葉を言ったであろう夫は、また、その人は転勤したと言って、感謝も忘れ、お礼も言ってなかったようでした。
偶然の血液検査で判明した、私の大病
夫が左遷された時の2007年7月に、派遣で働いていた私は定期健診に行きました。血液検査もあり帰ってきて買い物に出かけていた時に検査した病院から連絡がありました。「奥様はいますか?」
と言われ、「今、出かけています、どうかしましたか?」と夫が聞くと「あなたには言えません」と一言。家に帰ってきた私は、検診で何か引っかかったと思い、すぐ病院に行きました。
あなたはitpで間違いない。病院を紹介するからすぐに行きなさい。
青天の霹靂とはこのことか?と思う、自分事として捉えられない私。セカンドオピニオンを受けに行きましたが、結果は変わらず、大きな病院にレントゲン写真や資料と紹介状を持って行きました。試験管10本ほど血液検査で血を抜かれ、倒れそうな気分でした。
42歳の私は、もう死んでしまうのか?まちがいだろうと思いました。診察してくれた血液内科ナンバー2の先生は、私を診て、若いな、これはおばあさんがなる病気だよと言いました。
itpで間違いなし、血小板が1.5万/μlです。普通は15万/μl~35万/μlあるのが正常だから、3万/μl以下は入院になります。と言われました。院内のPHSで「ベット空いてる?」と聞く先生。今から入院と言う流れで、ちょっと待って‼家のことをやりっぱなしで来てるし、子供も5年生だし、夏休みに入るし・・明日からではダメですか?と聞きました。「明日ね、いいですよ、でも明後日はありません。」と言われました。
(itpとは国が指定する難病、特発性血小板減少性紫斑病のことでした)
それから2か月の入院を強いられた私。2007年9月には最終手段の脾臓を摘出しました。
今までの夫の身勝手な振る舞いに、私の体が悲鳴をあげたのかもしれません。
2007年の闘病生活は、一生忘れられません。体内の血管が破れて内出血をしたら、死んでしまう危険な病気。トイレで力むことも止められて、強い免疫抑制剤のにがい薬を、毎朝10錠飲みました。入院中、大部屋でしたが隣のベットには白血病の患者、向かいのベットには悪性リンパ腫の患者。3人で毎朝飲んだ薬。白血病の人は30錠、リンパ腫の人は20錠、私は10錠でした。
2020年に再発し、今も高額な新薬を飲みながら生きています。 それでも私が倒れるわけにはいかない理由。それは、残された住宅ローンと、まだ手のかかる家族を守るという『執念』があったからです。
次回は、入院生活の中で見えてきた家族の姿と、脾臓摘出という決断。そして、退院後すぐにフルタイムの仕事に復帰した、私の『意地』についてお話ししたいと思います。
次回の記事はこちら
「余命は何年?」と問われた難病入院、脾臓摘出、今も献血を続ける夫の不器用な愛 | 【心を整える専門ノート】アラ還からのライフデザイン
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。
大切な皆様へ、お身体をどうか大切にして、健康診断を必ずお受けになってください。
皆様のご健康とご多幸をお祈りしています。

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