3700万円のローンと夫の不信。崖っぷちで「別れるなら家はいらない」と言い放った真意

ライフストーリー

こんにちは。【心を整える専門ノート】へようこそ。
この記事は、夫の自分勝手な行動や仕事のトラブルに翻弄されながらも、家を守り、子供を育て上げた私の「執念と再生」の記録です。
1990年に結婚し、2000年に3700万円のローンを背負って家を建てる。それは単なるマイホーム取得ではなく、崩壊しかけた家族を繋ぎ止めるための、私の命がけの「賭け」でもありました。夫が65歳まで走り抜けてきた今だから語れる、壮絶な夫婦の転換点をお話しします。

「信じたい」気持ちを裏切られた日

家を建てる前、社宅扱いのアパートで暮らしていた頃のことです。当時普及し始めた携帯電話の中に、私は見てはならないものを見つけてしまいました。
夫が職場の女性と、家族には見せないような親密なやり取りをしていたのです。ワイシャツの左袖のボタンに巻き込まれた、長い女性の髪の毛。報告のない臨時ボーナス……。私への冷たい対応。
浮気の確信を持った私は、幼い子供たちがいる前で、抑えきれない怒りと悲しみを爆発させてしまいました。
「その女と私と子供たちと、どっちを取るんだ!」気迫に満ちた声で怒鳴りました。
投げつけた携帯電話と、泣きじゃくる5歳と1歳の子供たち。あの日の光景は、今も家族の記憶に深く刻まれています。二人の子供たちも、あの光景は忘れられないと今、言います。

「退路を断つ」ためのマイホーム計画

絶望の中で私が手にしたのは、離婚届でした。しかし、夫は「そんな事実はない」と否定し続けました。ならば、私はこの人を「逃げられない環境」に置くことで、家族としての責任を取らせようと決意したのです。
「どうせ別れるなら、家はいらない」
そう言い放った私に対し、夫は意地でも繋ぎ止めようとしたのか、住宅展示場へと足を運びました。頭金ゼロ、全額ローン。3700万円という巨大な借金を背負うことで、私たちの「共同戦線」が始まったのです。

「現実逃避」を許さない、航海士としての厳しさ

新居での生活が始まっても、平穏な日はありませんでした。社内での評価の低い夫は職場で厳しい立場に置かれ、高額な通信教育に逃げようとしたこともありました。
今の仕事から逃げないで!目の前の仕事に集中して!
私はあえて「鬼」になりました。やりたい仕事、好きな仕事をやらせてもらえない……そんな子供みたいな甘えは絶対に許さない。家庭を持つ責任があるだろう!。与えられた仕事は完璧にしろ。
会社でもわがままだから使えないんだよ!あんたは。と思いました。好きな仕事って何だよ?教えてくれないって何だよ?会社から頼まれた仕事もできない人間に、あんたの好きな仕事をさせてもらえると思ってるのか?いい年して、新人みたいなことを言うな!と怒鳴りたくなる自分をぐっと抑えて、子供たちを守ることを心に決めました。
私はパートで働き詰め、1円単位で貯金し、背中で「誠実な暮らし」を示し続けました。

繰り返される試練と、人間性の壁

その後、夫は奇跡的に本社へ異動となりました。「自分の上司は社長だ」と豪語するおかしな夫。「ここで報われる」と思ったのも束の間、秘書と何か話したという、夫の軽率な言動が原因だったのでしょうか、または、本社へ転勤が決まった段階で、いったんは「本社にご栄転」と見せかけ、本当は「会社の墓場」と呼ばれる遠方の部署へ左遷する予定だったのでしょうか。
周囲への配慮に欠ける振る舞い、自覚のなさ。私一人が仁王立ちして家のローンを守っているような虚しさ。それでも私は、夫を会社にしがみつかせ、逃げ道を塞ぎました。ショムニのような部署に回され、4人くらいの小さな部屋で、パソコンを前に、一日中座らされていた状況。「俺に何をしろと言うのだ?」とまだわからない夫。会社で使えない、何の役にも立たない、それでも給料はちゃんともらえる。本当に良い会社です。もっと会社に感謝しなさいよ。雇ってもらえて感謝でしょ?それがわからないから、いつまでも「本人給」が変わらないのだ!とあの頃思っていました。
甘えは一切許さない。それが、まだ小さな子供たちの未来を守る唯一の方法だと信じていたからです。

結びに:左遷先で起きた、さらなる衝撃

窓際族になろうが左遷されようが、3700万円のローンを返し続けてきた25年。夫を逃げ場のない環境に置いた私の選択は、果たして正しかったのでしょうか。 左遷先で、夫の「人間性」を根底から疑うような、さらなる問題。手袋を外した時に落としたであろう結婚指輪。これがないと落ち着かない夫に、私は「指輪の捜索依頼のメールを、全員に送ったら?」と言いました。
職場の皆さんが忙しい中、総出で探してくれた、夫の結婚指輪。見つけて届けてくれた会社の人。感謝しているのか?。なんと、「お礼メール」を送ってないと言ったのです。

ここまでお読みいただきましてありがとうございます。
転んでもタダでは起きない、私の強い性格と実体験が、今苦しんでいる誰かの力になれば幸いです。
読者の皆様へ、順調なお仕事とご家庭の幸せが、永遠に続きますようお祈りしています。

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