こんにちは。
私のブログに来てくださった読者様が検索した言葉に、「家庭環境は悪くなかったのに自己肯定感が低い」というキーワードがありました。気になりましてそれについて考えていました。確かに、自己肯定感を実感できるようになるには、普通のご家庭で明るく育った人たちも、それを感じるまでには経験と時間がかかると思います。順調に学生生活を過ごし、なぜ普通に過ごしている中で自信を失ってしまうのか。私の長男の歩みを通じて、その「答え」を一緒に探してみませんか。
順調に見えた大学進学から「登校拒否」
無事にセンター試験を突破して入学した大学の法学部は、「企業法学科」という学科でした。必須科目がとても多く、フランス語も必須科目でした。しかし迷いの中にいた息子は、「登校拒否」になってしまいました。夜にはアルバイトの塾講師として、高校受験の生徒さんたちにとても優しく、自信を持って教えていたのに、大学へは行けなかったのはなぜだったのでしょう。大学を辞める時まで、私に嘘ばかりついていました。これから就職するしかない息子は、履歴書も書いたことがなかったので、私が1から教えることになりました。
大学中退から製造業へ。22歳の息子が直面した現実と挫折
結局「卒業できなかった」と申し訳なさそうに、そして途方に暮れた様子で私に打ち明けた22歳の息子は、私がお世話になっていた派遣会社の人から仕事を紹介してもらい、初めは派遣で勤めて、3か月働き、認められたので正社員になれました。製造業で8年勤めて今年は30歳になる節目の年です。今年は特に大切な1年になります。無事に転職できるか、瀬戸際の2026年です。毎日朝早くから出勤し、最近では1日4時間の残業もあり、心身ともに疲れ切っているようです。
残業12時間の過酷な日々で芽生えた、新たな決意と自分への評価
就職から今年で8年目で部署異動があり、土日休みになりましたが、大変忙しい部署で、休憩も短く、苦労しているようです。昨日は8時間労働+4時間の残業で12時間も働き、疲れ切って帰ってきました。これが月火水と続くので、風邪をひかないように温かいご飯を作るしかありません。もう製造業はやりたくないと言います。これから目標を決めて、資格を取ることに向かって勉強する絶対突破すると心に決めたようです。ここまで追い込まれないと、自分がやりたい仕事は何なのか、わからなかったのでしょう。一度しかない自分の人生だから、良きものにするのも悪くするのも自分なので、誰のせいでもなく、自分との闘いに勝つしかありません。
自己肯定感とは、自分を大切に扱うことから生まれる
自分はどこまで可能なのか、何が得意で何ができないのか、働いてみないとわかりません。人生は長いので、転職を繰り返した私から息子にアドバイスできることは、自分の価値を正確に判断するという事です。それを胸に、決めた会社での仕事に集中する自分を、大切に扱うこと。うまく行ったら自分を褒める。ダメだったら何が原因だったのかを検証して修正することがとても大切になります。そこでいわゆる「自己肯定感」が生まれると思います。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。
残業を終えて帰宅した息子は、ご飯を用意していた私に、「いつもありがとう!」と言いました。とても感情のこもっていた言葉でした。”帰ったらご飯がある、実家最高!”と叫んでいました。「実家最高!」という息子の言葉は、彼が自分自身の居場所を認め、自分を肯定し始めたサインのようにも聞こえました。
このブログを読んで下さる皆様とご家族が、チャンスと幸運をつかむ2026年になりますように。


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